芝居作り
2014年03月08日
どうも星野晶です。おとといからグッと冷え込んで、今夜は東三河では珍しく雪も舞っていますね。
今日は我が母校である新城東高校にお邪魔してきました。当時の演劇部顧問であられた我が恩師とお昼をご一緒してから。僕は普段東京住まいですので愛知に帰省しているときは何回か顔を出しているのですが、訪れて当時の人や環境に触れる度に原点に立ち返った感覚になります。最近僕はよく忘れてしまいます、なぜ芝居をやるのか。それを思い出させてくれます。
芝居っていいもんですよ。笑えるし泣けるし、知らなかったことを知れるし心を動かされるし。芝居を創るっていうことは、関係者がその中にぐっと気持ちを詰め込むことなんだと思います。その気持ちとは、面白い芝居を見せたい気持ち、人生で今まで感じたり考えた気持ち、自分に関わった人の気持ち、本当に色んな気持ちがすべて混ざって一本の芝居に凝縮されます。それを公演して、上手に形にした気持ちがお客さんに伝わったときというのは素晴らしい感動があります。
人は忘れがちですね、そもそもがなぜ始めたのかを。21歳の僕もようやく体感しました。嫌々なこととか、なんでやってるのか分からなくなることって世の中たくさんありますが、そういったやらなければならないことって、その前にもっと大事な理由やきっかけがあったからなんでしょうね。忘れてはいけないことですね。
僕たちは今日も稽古をしています。明日も明後日も稽古をしています。劇団しゅらざは毎日芝居に気持ちを凝縮しております。次はもっと上手に気持ちを詰め込めるようにと励んでおります。
寒いですのでお体ご自愛ください。
本気で寝る。