東三河（豊橋・豊川・新城方面）で活動している劇団しゅらざです。

2013年12月09日

2013年も終わりを迎えようとしています。
ロミオを演じます、星野晶です。

携帯型通信機。現代人に欠かせないアイテムとなりました。
ポケベル、携帯電話、スマートフォンと次々に進化していってますね。
僕は二十歳ですが、パカパカ折りたたみ携帯電話からの世代です。
スマホを一生懸命いじくりまわすそんな人、僕もその一人でして。
道行く人、電車の中、見渡せばどこかに必ずヤツラの姿。

今では当たり前になりました、デジカメ機能ってありますね。
効果なんて物もつけれるんですよね、モノクロとかヴィンテージとか。
前置きが長くなりましたがその中のひとつ、セピアの話です。

セピアって懐かしさを引き出す演出としてあるんでしょうね。
昔の写真ってたしかに白黒とか茶色とか、あんな感じです。
懐かしい＝セピア。
でも僕は記憶っていうのはもっとカラフルで光が強くて白みがかってると思うんですよね。
つまり本当はみんな記憶の色はカラフルなのにセピアに騙されてるって。
セピアが懐かしいんじゃなくて、セピアの写真を見た記憶が懐かしい。
と、思ったんですが。

僕が生まれたとき、世間はもう当然カラー写真でした。
で、僕の昔の写真って当たり前ですがカラーなんです。
当時の写真を見ると思うんですよ、懐かしいなぁって。

ここでびっくり気がつきました！
つまり、記憶は本来カラフルって言ったものの、僕の『懐かしい』がカラー写真にあっただけなんだと！！
もうちょっと前の世代の人たちがセピアに懐かしさを感じるように、僕もカラーに懐かしさを感じてるだけなんだと！！！

それでは一体、記憶の色っていうのは何色なんでしょうか？



しゅらざのロミオとジュリエットは大正ロマン風です。
そしてただいまの時期は年末、師走です。
懐かしさについてちょっと考えたくなる時期でしたので書いてみました。
ちなみに僕がお好み焼きで好きなのは広島風です。以上。